メンタンピンの基本と作り方
前項では、最初に捨てる牌について説明しました。ここでは、「メンタンピン」という麻雀用語について詳しく解説しましょう。メンタンピンはリーチ、タンヤオ、ピンフの組み合わせで成立する手で、初心者にも作りやすく、効果的な手です。
メンタンピンの構成
メンタンピンは以下の要素で構成されています。
1. リーチ(門前清自摸和)
2. タンヤオ(断幺九)
3. ピンフ(平和)
この手でアガると、すでに3飜が確定し、ドラが1つでもあれば満貫になります。
メンタンピンの作り方
字牌を最初に捨て、次に1・9牌を捨てることで、手牌がタンヤオに近づきます。その後、4つの順子とアタマを作ることで、ピンフが完成します。
メンタンピンの例
以下の画像は、メンタンピンの例です。
これでピンフが作りやすいのもご理解いただけたと思います。
字牌、順子(ジュンツ)でも揃え難い1.9牌を捨てていき、ポン、チー、カンをしないで、
2〜8牌で作られた3つの順子(ジュンツ)とアタマ、それに両面待ちの2牌の状態でリーチ。
順子 | 順子 | 順子 | 順子 | 頭(アタマ) |
メンタンピンは最も基本といわれる手なので必ず覚えておきましょう。
メンタンピンの戦術と注意点
メンタンピンは、基本的な麻雀戦術の一つですが、いくつかの注意点があります。
ドラを狙いすぎない
ドラを狙いすぎると手が狭まり、他の手を狙うチャンスを逃す可能性があります。
字牌・1・9牌の捨て方に注意
他のプレイヤーによっては、字牌や1・9牌を狙っている場合
があるため、捨てるタイミングに注意しましょう。特に、リーチがかかっている場合は、安全牌として捨てることを検討してください。
相手の手牌を読む
相手の捨て牌を観察し、メンタンピンを狙っているプレイヤーがいれば、自分の手を調整することが重要です。
ポン、チー、カンを避ける
メンタンピンは門前手なので、ポン、チー、カンをしないようにしましょう。これにより、リーチが可能になります。
メンタンピンの練習方法
メンタンピンを上達させるためには、以下の練習方法が効果的です。
オンライン麻雀
オンラインで対戦相手を見つけ、実践的な状況でメンタンピンを狙ってみましょう。
麻雀ソフト・アプリ
麻雀ソフトやアプリを使って、コンピュータと対戦し、メンタンピンの練習を行いましょう。
麻雀の本・教材
麻雀の基本戦術やメンタンピンに関する書籍や教材を読むことで、理解を深めることができます。
まとめ
メンタンピンは、麻雀入門者にとって重要な戦術の一つです。基本的な構成と作り方を理解し、注意点や練習方法を活用しながら、麻雀のスキルを磨いていきましょう。メンタンピンをマスターすれば、麻雀で効果的に点数を稼ぎ、ゲームを有利に進めることができます。