アガリ符の基本とその計算方法
前項で飜数による簡単な点数表を紹介しましたが、ここでは本格的なアガリ符による点数の計算方法を覚えていきましょう。友達同士で麻雀を楽しむ際、アガリ符を覚えている人は少ないため、点数計算に含めないことが現状です。初心者の方は覚えるのに苦労するかもしれませんが、アガリ符の存在だけでも把握しておくと良いでしょう。
アガリ符とは何か?
オンライン麻雀や正式な麻雀では、点数を「飜数」+「アガリ符」で計算します。1の位は全て切り上げます。例えば、16符の場合は20符、23符の場合は30符となります。
アガリ方による符
アガリ方によって、基本符と加符が決まります。
基本符
どんな形でもあがれば20符
ロンアガリの加符
メンゼンでロンアガリすると10符
ツモアガリの加符
面前の有無に関係なくツモアガリすると2符(ピンフとチートイツは除く)
メンツの組み合わせによる符
アタマ、明刻(ミンコー)、暗刻(アンコー)、明槓(ミンカン)、暗槓(アンカン)それぞれの組み合わせによって符が変わります。中張牌(チュンチャンパイ)、ヤオ九牌(ヤオチューハイ)、翻牌(ファンパイ(ファイパイ)が影響します。
アタマ | 0符 | 中張牌(チュンチャンパイ) | 2符 | ※翻牌(ファンパイ)の場合のみ |
明刻(ミンコー) | 2符 | 中張牌(チュンチャンパイ) | 4符 | ヤオ九牌(ヤオチューハイ) |
暗刻(アンコー) | 4符 | 中張牌(チュンチャンパイ) | 8符 | ヤオ九牌(ヤオチューハイ) |
明槓(ミンカン) | 80符 | 中張牌(チュンチャンパイ) | 16符 | ヤオ九牌(ヤオチューハイ) |
暗槓(アンカン) | 20符 | 中張牌(チュンチャンパイ) | 32符 | ヤオ九牌(ヤオチューハイ) |
翻牌(ファイパイ)
3枚又は4枚揃えると1翻となる字牌のことです。
ヤオ九牌(ヤオチューハイ)
1・9の数牌(シューパイ)と字牌(ジハイ)のことです。
中張牌(チュンチャンパイ)
2~8の数牌(シューパイ)のことです。
待ちによる符
単騎待ち、両面待ち、シャンポン待ち、ペンチャン待ち、カンチャン待ちによっても符が変わります。
単騎待ち(アタマ待ち) | 2符 | |
両面待ち | 0符 | |
シャンポン待ち | 0符 | |
ペンチャン待ち | 2符 | |
カンチャン待ち | 2符 |
これらの符を組み合わせて、アガリの点数を計算することができます。練習を重ねることで、麻雀のアガリ符の計算がスムーズになり、ゲームの楽しみ方が広がります。また、アプリやウェブサイトを活用して、アガリ符の計算を練習することもおすすめです。
麻雀の点数計算のコツと練習方法
アガリ符を計算する上でのコツや練習方法をいくつか紹介します。
基本形を覚える
最初は基本形(平和、タンヤオ、ピンフなど)を覚えて、それぞれのアガリ符を覚えることが大切です。これにより、複雑な計算を避けることができます。
順子と刻子を把握する
手牌に順子と刻子がどのくらいあるかを把握し、それぞれに対応する符を覚えることで、計算がスムーズになります。
符計算用のアプリやウェブサイトを利用する
アガリ符を計算する練習には、アプリやウェブサイトが役立ちます。これらを使って練習することで、自分の計算スピードが向上します。
麻雀ゲームをプレイする
実際に麻雀ゲームをプレイして、アガリ符を計算する練習をすることで、理解が深まります。オンライン麻雀や友達との麻雀で、計算を試みてみましょう。
まとめ
麻雀のアガリ符を計算する方法は、多くの状況に対応できるよう、基本形や順子・刻子の符、待ちによる符を覚えることが大切です。また、練習方法として、アプリやウェブサイトを利用したり、実際に麻雀ゲームをプレイしてアガリ符を計算することがおすすめです。麻雀のアガリ符の計算がスムーズになると、ゲームの楽しみ方が広がります。