親と子の場合の計算式
符と飜による点数計算方法は、親と子の場合で異なります。以下に、それぞれの計算式を示します。
子の場合の計算式
アガリ符×4(子は4と制定されている)×(2の飜数乗)
親の場合の計算式
アガリ符×6(親は6と制定されている)×(2の飜数乗)
これらの計算式を覚えておけば、アガリ符と飜数を適用して点数を計算できます。
あがり! |
アガリ符と飜数の計算方法の例
以下に、子の場合の点数計算方法の例を示します。
例1
アガリ役:タンヤオ【1飜】+メンゼンツモ【1飜】=2飜
この2飜は、アガリ役で計算された飜数に、定められている2飜(場ゾロ)を足すことで、最終的な飜数が求められます。そのため、アガリ符を使う飜数の計算は、「アガリ役の合計飜数+2飜」と覚えておくことが重要です。
2飜(アガリ役)+2飜(場)ゾロ=4飜
次にアガリ符の計算に進みます。
20符(基本符)+2符(ツモアガリ)+4符(2萬・暗刻)=26符
1の位は切り上げるので30符とします。
子の場合の点数計算結果
30×4×16=1920
子のツモアガリの場合、親が1920の2分の1、子が1920の4分の1ずつ支払います。
親の支払い=1920÷2=960 切り上げで1000点が支払い点数となります。
子の支払い=1920÷4=480 切り上げで500点が支払い点数となります。
親の場合の点数計算結果
30×6×16=2880
親のツモアガリの場合、子が2880の3分の1ずつ支払います。
子の支払い=2880÷3=960 切り上げで1000点が支払い点数となります。
まとめ
以上が満貫以下の場合の符と飜による正式な点数計算方法です。計算方法は少々複雑ですが、一度覚えてしまえば簡単なものです。計算が面倒くさいと感じる方は、正式な点数早見表を参照してください。また、ピンフのツモアガリの場合は、ツモ上がりの2符はつかない特殊な計算となりますので、注意してください。