麻雀のゲームの流れを理解したら、次に基本的なプレイスタイルを学んでみましょう。これには、アガリを狙う方法や、対局中の相手の動きに注意を払うことが含まれます。
麻雀の流れ
ドラも分かり、理牌(リーパイ)を終え、
手牌を整理したら、次はざっとした流れを覚えましょう。
基本的には、配牌(ハイパイ)した時点で親は14枚、子は13枚の牌を手元に持っています。
まず親が1枚余分に牌を持っているので、これを場に捨てるところからスタートします。
牌を取る順番は左回りなので、南家(ナンチャ)の人が
牌を牌山から取り、いらない牌を場に捨てます。
順番に、親・東家(トンチャ)⇒南家(ナンチャ)⇒西家(シャーチャ)⇒北家(ペーチャ)⇒親・東家(トンチャ)・・・と続いていきます。
※前の人が牌を捨てる前に、牌を引いてくるのは違反です!
牌の捨て方は下記の図のように、6枚ごとに下へと置いていきます。
これを参考に、条件が合えば
ポン、チー、カン、ロン、ツモなどを宣言すれば、ほぼ基礎は大丈夫ということになります。
麻雀の基本的なプレイスタイル
手牌の評価
配牌が終わったら、手牌の強さやアガリに近い形を評価しましょう。良い手を持っている場合や、アガリに近い形を持っている場合は、積極的にアガリを狙っていくことが重要です。
手牌の改良
対局中に牌を引くたびに、手牌を改良し、より強力なアガリを目指しましょう。可能な限り効率的に手を進めることで、アガリに近づくことができます。
対局者の動きに注意
対局者の捨て牌や鳴きを観察し、彼らの手の進行状況を把握しましょう。これにより、自分の手牌がアガリに適した状況かどうかを判断できます。
安全牌の活用
相手のアガリを防ぐために、安全牌をうまく活用しましょう。安全牌は、相手がアガリに使わない可能性が高い牌です。これを捨てることで、相手のアガリを防ぐことができます。
リーチ
リーチは、麻雀でアガリを狙う際に重要な宣言です。待ち牌が1枚になった場合、リーチを宣言して手牌を公開し、アガリに近づくことができます。ただし、リーチを宣言すると、自分の手の動きが限定されるため、タイミングを見極めることが大切です。
鳴き
鳴きは、対局者が捨てた牌を使って手牌を成立させる行為です。ポン、チー、カンの3種類の鳴きがあります。ただし、鳴くことで手を公開してしまうため、鳴くタイミングや相手の手の状況をよく考慮することが重要です。
局の終了
局が終了するタイミングは、誰かがアガリを宣言したとき、または牌がなくなったとき(流局)です。局が終了したら、得点の計算を行い、次の局に進みます。
連荘
連荘とは、親(オヤ)が続けてアガリを決めることで、親の座を維持することです。連荘が発生すると、親がさらに得点を稼ぐチャンスが与えられます。対戦相手にとっては、連荘を阻止することが重要になります。
ダブル立直
ダブル立直は、最初のツモでリーチを宣言することです。通常のリーチと比較して、ダブル立直は高い得点を狙えるため、良い手牌が揃った際には積極的に狙っていくことが有利です。
一発
一発とは、リーチ宣言後、最初のツモでアガリを決めることです。一発は追加の得点が与えられるため、リーチを宣言したプレイヤーにとっては狙いたい要素の一つです。
テンパイ
テンパイは、アガリまであと1枚の牌が足りない状態を指します。テンパイになったプレイヤーは、アガリに近い状態にあるため、リーチや鳴きなどの行動を検討することが重要です。
ノーテン
ノーテンは、局が終了した際にテンパイになっていない状態を指します。ノーテンのプレイヤーは、局の終了時にペナルティを受けることがあります。手牌を整理して、テンパイに近づくことがゲームの勝利につながります。
これらの基本的なプレイスタイルを習得することで、麻雀のゲームの流れをスムーズに進めることができます。対局中に相手の動きに注意を払い、適切なプレイを行いながら、アガリを狙いましょう。