最初に捨てる牌
配牌、理牌を終えたのはいいものの、一体何から捨てればいいのか?と初心者の方は少し戸惑うかもしれません。
ここでは確率的にどんな牌から捨てていけばいいのか解説して行きます。
理牌(リーパイ)後 |
上の状態でまず何を捨てていくか・・・
は役牌、では はどうでしょう。
自分の風牌でもなく、対子(2個揃っている)でもないので、 を捨てるのがベストだと思います。
残り3つしかない を永遠に待つよりも、数字の牌を増やした方が確率的に手が広がります。
ではなぜ数字の牌を増やした方がいいのか? は一見孤立していて役に立たないような気もしますが、下をご覧ください。
上の図を見ていただければ、役牌、風牌ではない字牌はあまり必要ではないのが分かっていただけたと思います。
手牌の評価と方向性の決定
麻雀では、手牌の評価と方向性を早く決定することが重要です。適切な捨て牌を選ぶことで、効率的に手を進めることができます。以下では、手牌の評価方法と方向性の決定について解説していきます。
シャンテン数の把握
シャンテン数とは、あと何枚の牌を引けばテンパイ(聴牌)になるかを示す数値です。シャンテン数が少ないほど、テンパイに近い状態になります。シャンテン数を把握することで、手牌の完成度を評価し、適切な捨て牌を選ぶことができます。
手の進行速度を考慮する
麻雀では、手の進行速度も重要です。手牌が完成に近い状態であれば、速攻を狙うことができます。逆に、手牌が未完成の状態であれば、他のプレイヤーの捨て牌を利用して手を整えることを検討しましょう。
他プレイヤーの捨て牌を観察する
他プレイヤーの捨て牌を観察することで、彼らが狙っている役や手牌の状況を推測することができます。これにより、自分の手牌に合った戦術を立てることができ、効率的に和了りに近づくことができます。
これらのポイントを意識しながら、麻雀で最初に捨てる牌を選び、効果的な戦術を立てていくことが大切です。適切な捨て牌の選択と手の進行をマスターすることで、麻雀で勝利する確率を高めることができます。
待ち牌の種類と読み方
麻雀では、他プレイヤーが捨てる牌を読むことが重要です。待ち牌を上手く読むことで、自分の手を進めやすくなります。以下では、待ち牌の種類と読み方について解説します。
両面待ち
両面待ちとは、両端の牌で和了ることができる待ち方です。例えば、2-3の組み合わせでは、1または4の牌が捨てられれば和了ります。両面待ちの利点は、待ち牌の枚数が多くなるため、和了りやすくなることです。
嵌張待ち
嵌張待ちとは、真ん中の牌で和了ることができる待ち方です。例えば、2-4の組み合わせでは、3の牌が捨てられれば和了ります。嵌張待ちの利点は、他プレイヤーに読まれにくいことです。
辺張待ち
辺張待ちとは、端の牌で和了ることができる待ち方です。例えば、1-2の組み合わせでは、3の牌が捨てられれば和了ります。辺張待ちの利点は、他プレイヤーが捨てやすい牌で和了ることができることです。
単騎待ち
単騎待ちとは、単独の牌で和了ることができる待ち方です。例えば、対子がない状態で、単独の牌が捨てられれば和了ります。単騎待ちの利点は、他プレイヤーに読まれにくく、鳴かれにくいことです。
これらの待ち方を理解し、他プレイヤーの捨て牌を読むことが麻雀で勝利するための重要なスキルです。待ち牌の種類を覚え、自分の手牌と照らし合わせて、効果的な戦術を立てていくことが大切です。