麻雀の点数の動き方
麻雀の点数の動き方は、ロンアガリとツモアガリによって異なります。それぞれのアガリ方による点数の動きを理解することで、より戦術的にプレイができるようになります。
ツモアガリの点数の動き
ツモアガリの場合、上がったプレイヤー以外の3人が点数を支払います。
◆子がツモアガリしたとき(満貫8,000点の場合)
子がツモアガリした場合、親は半分(2分の1)を支払い、他の2人の子はそれぞれ残りの半分の半分(4分の1ずつ)を支払います。
◆親がツモアガリしたとき(満貫・親なので12,000点)
親がツモアガリした場合、子はそれぞれ3分の1ずつ均等に親に支払います。
ロンアガリの点数の動き
ロンアガリの場合、振り込んだプレイヤー、つまりアガリ牌を捨てたプレイヤーが、上がったプレイヤーに全額を支払います。これにより、ロンアガリでは1人だけが点数を失うことになります。
麻雀の点数計算方法と基本的なルール
麻雀の点数計算は、複雑に感じることがありますが、基本的なルールを把握しておくことで、よりスムーズにゲームを楽しめるようになります。
基本的な点数計算方法
麻雀の点数計算には、以下の手順があります。
符(フ)の計算
飜(ハン)の計算
符と飜に基づく点数の計算
まず、符とは役による手の価値を表す単位で、基本的には20符からスタートし、役や面子の組み合わせによって加算されます。飜は役の難易度を表す単位で、役の種類によって1飜から13飜までの値が割り振られています。
符と飜を計算した後、以下のように点数を求めます。
符を2乗して100をかける(符数 × 符数 × 100)
その結果に飜数 × 2の(飜数+2)乗をかける
計算結果を基本点とし、親子関係やアガリ方によって支払い額を求める
役満と跳満の点数計算
役満と跳満は特別な役で、それぞれ固定の点数が設定されています。
役満: 親の場合、48,000点 / 子の場合、32,000点
跳満: 親の場合、36,000点 / 子の場合、24,000点
役満や跳満を上がった場合、上記の点数が適用され、通常の点数計算方法は使用されません。
ドラと裏ドラの効果
ドラと裏ドラは、役による飜数に加算され、総合的な点数を増やす効果があります。ドラや裏ドラの枚数に応じて、飜数が増えることで、より高い点数を獲得できる可能性があります。