一盃口(イーペイコー)とは
イーペイコーとは、同種の順子が2つある場合に成立するアガリ役です。
門前(メンゼン)でないと成立しません。一般高とも表記されれ一色二順という別名もあります。
同種の順子 | 同種の順子 | |
タンヤオや平和(ピンフ)などと絡みやすい役なので、覚えておくと役に立ちます。
同種の順子 | 同種の順子 | |
待ち牌によってイーペイコーとならない場合もあります。
同種の順子 | 同種の順子 | |
この場合、かでアガリとなりますが、でアガル場合は、同種の順子が2つとならないので、イーペイコーは成り立ちません。
イーペイコーの狙い方と注意点
イーペイコーは、役満以外の役の中では比較的狙いやすい役のひとつです。ただし、注意すべき点もいくつかあります。ここでは、イーペイコーを狙う際のポイントと注意点を解説します。
門前であることを確認しましょう。
イーペイコーは門前でないと成立しません。つまり、鳴いている場合はイーペイコーを狙っても無駄になることがあります。手牌が門前の状態であることを確認してから、イーペイコーを狙いましょう。
タンヤオや平和との組み合わせを意識しましょう。
イーペイコーは、タンヤオや平和など他の役と組み合わせやすい特徴があります。これらの役と組み合わせることで、得点がアップするため、手牌の状況を見極めながら、複数の役を狙ってみましょう。
待ち牌によってはイーペイコーが成立しないことがあるため注意しましょう。
待ち牌によっては、イーペイコーが成立しない場合があります。手牌を見る際に、同種の順子が2つ成立するかどうかを確認して、待ち牌を絞り込みましょう。
このようなポイントと注意点を踏まえて、イーペイコーを狙う際には適切な戦術を選択し、リスクを回避しながらプレイすることが大切です。イーペイコーは、麻雀の基本的な役のひとつであり、状況判断や相手の手牌を読む力が求められる役です。これらのポイントと注意点を押さえつつ、イーペイコーを上手く活用して麻雀で勝利を手に入れましょう。
イーペイコーと他の役の違い
イーペイコーが他の役とどのように違うのか、以下にいくつかの役との違いを解説します。
一盃口(イーペーコウ)との違い
一盃口は、同種の順子が2つある場合に成立する役ですが、門前でなくても成立します。一方、イーペイコーは門前でないと成立しません。この違いを理解し、適切な役を狙いましょう。
両立門(リャンペイコー)との違い
両立門は、イーペイコーが2組ある場合に成立する役で、通常は6翻の役です。イーペイコーが1組ある場合に比べて、さらに高得点が期待できる役です。ただし、成立条件が厳しく、両立門を狙う際には慎重に手牌を組み立てる必要があります。
三色同順(サンショクドウジュン)との違い
三色同順は、異なる3つの種類(萬子、筒子、索子)で同じ数字の順子を揃えることで成立する役です。イーペイコーとは違い、門前でなくても成立し、同じ種類の順子が2組必要ではありません。
これらの違いを理解し、状況に応じて適切な役を狙いましょう。イーペイコーは、他の役と組み合わせやすい特徴があるため、柔軟な戦術で麻雀を楽しみましょう。
まとめ
イーペイコーは、麻雀の基本的な役のひとつで、同種の順子が2つある場合に成立する役です。門前でないと成立しないため、状況判断や相手の手牌を読む力が求められます。イーペイコーを狙う際のポイントと注意点を押さえて、上手に役を活用し、麻雀で勝利を目指しましょう。