トイトイホーとは
トイトイホーとは、4つの刻子(もしくは槓子)とアタマという形で和了した時に成立するアガリ役です。
ポン、カンしても大丈夫なので作りやすい手となります。
ポン | ポン |
ポンして作れるので、配牌の時に字牌の対子(トイツ)が多い時、ドラが多い時などは積極的に狙ってみるのもいいと思います。
ポンせずにこの形を作ってツモであがれば、四暗刻という役満となります。
こんな役との複合が可能です。
タンヤオとの複合・・・タンヤオとは2〜8の数牌(シューパイ)だけでそろえるアガリ役
ポン | ポン | ポン |
ホントウトウとの複合・・・ホンロウトウとは面子全てがヤオチュウ牌(1・9と字牌)だけで構成されたアガリ役です。
ポン | ポン | ポン |
覚えておこう!
刻子とは3枚の同じ牌の組み合わせの事を呼びます。
槓子とは4枚の同じ牌の組み合わせの事を呼びます。
トイトイホーの魅力と注意点
トイトイホーは、麻雀のアガリ役の中でも特に直感的で分かりやすい役です。しかし、その魅力に取り込まれすぎると、逆に戦略が狂ってしまうこともあります。そこで、トイトイホーを上手く活用するためのポイントと注意点を紹介します。
トイトイホーの魅力
1. 確実性: 刻子や槓子は確実に役を完成させることができるため、安定したアガリが期待できます。
2. 得点力: トイトイホーは2翻の役であり、他の役との複合も可能なため、高得点が期待できます。
トイトイホーの注意点
1. 速さの欠如: 順子を作らないため、テンパイまでのスピードが遅くなりがちです。
2. 対抗手が読みづらい: 他のプレイヤーがどのような手を狙っているのかが判断しにくくなり、対抗策が取りづらくなります。
トイトイホーの基本戦術
トイトイホーは、確実性と得点力が魅力ですが、速さと対抗手の読みづらさが注意点として挙げられました。この節では、これらの注意点を踏まえたトイトイホーの基本戦術を紹介します。
戦術1: 配牌での判断
トイトイホーは、速さが欠ける役です。配牌時にトイトイホーを狙う要素が揃っている場合に限り、狙っていくことが重要です。例えば、対子が3つ以上揃っている場合や、ドラが多く含まれている場合などが狙い目です。
戦術2: 柔軟な手変わり
トイトイホーを狙っている途中で、他のプレイヤーのアガリが早く見える場合や、良い形の順子ができた場合などは、柔軟に手を変えることが重要です。これにより、より速くテンパイに到達できる可能性が高まります。
戦術3: 相手の手を見る
他のプレイヤーがどのような手を狙っているのかを見極めることが難しいトイトイホーですが、相手の捨て牌を観察することで、ある程度の予測が可能です。例えば、他のプレイヤーが同じ牌を2枚捨てている場合、その牌は刻子の可能性が低くなります。