スジのページでも解説したとおり、
相手の捨て牌から相手がどんな手を作っているのかを予想し、
ロンされるのを出来るだけ避けることが出来ます。
手を作る際に自分の捨て牌を一度よく御覧頂くと、
どんな手を作る場合に、捨て牌がどの様になるか、
相手に置き換えて考える事が出来るようになります。
初心者の方でも、「これは覚えておいた方が良い!」といった読みがあるので紹介します。
ヤオチュウ牌を多く捨てているプレーヤーがいる時は、
その人はタンヤオやピンフを作ろうとしている確率が高いといえます。
これが一番多いケースではないでしょうか。
ピンフやタンヤオは最も基本的な手といってもいいので、スジと同時に読むといいかもしれません。
捨て牌に中張牌が多い時には、チャンタ・国士無双を狙っていると予想できます。
特に最初から中張牌をぼんぼん捨てている場合は注意が必要です。
特定の色や字牌が出ていない時は
ホンイツ・チンイツを狙っていると考えられます。
上の例のように萬子・筒子しか捨ててなく、
索子を全く捨てていない場合は索子に十分注意しましょう。
以上は基本的な読みになりますが、
これに慣れてきたら自分の捨てパイ、他の人の捨てパイを複合して、
リーチをかけている人のアガリ牌を予想することも可能になってきます。
まずはリーチ後すでに場に捨ててある完全な安全牌より、
スジを予想して、相手の捨てパイから
相手がどんな手を作っているのかを探って捨て牌を最終的に決める。
これを自分が牌を捨てて、次の順番がまわってくる
わずか数十秒で考えなければなりません。
頭の体操になるわけですよね♪