麻雀とは中国起源の室内遊戯で、牌(パイ)を用い通常3~4人でプレーします。
麻雀のルールは決してシンプルではないので、
覚えておかなければならない事がたくさんあります。
ここでは、まず麻雀がどんなゲームなのかを分かっていただくため、例を出して解説していきます。
皆さんポーカーはご存知だと思いますが、ポーカーも大人数で遊べますし、
手札の技を競って勝敗が決ります。
手札に何も技が無ければ「ブタ」といって最弱の手となりますし、
フルハウス、フォーカードといった強い手を持っていれば勝てる確率も高くなってきます。
麻雀もこのポーカーと似たところがあり、ポーカーではトランプを使っていますが、
麻雀ではこれが牌(パイ)と呼ばれる物になります。
ポーカーは常に5枚のカードですが、麻雀の場合は常に13枚、
牌(パイ)となります。
ポーカーでは技と呼びましたが、麻雀では「役(ヤク)」と呼びます。
めったに出来ない作るのに困難な役(ヤク)で上がれば
当然高得点を獲得できるわけです。
麻雀の役(ヤク)はたくさんあります。
ポーカーと異なるのはまず、ポーカーの場合フルハウスであると、
ツーペアもフルハウスもなくなってしまいますが、麻雀ではそうではありません。
麻雀ではいくつもの役(ヤク)を同時に換算することが可能で
その役を知っていると自分のパイの集め方、攻め方の可能性が一気に拡張します。
麻雀ではばば抜きのような勝った人から抜けるというルールではありません。
ばば抜きでは誰かが勝っても、ゲームを進行して
最終的にジョーカーを持っている人が負けとなります。
ばば抜きはゲームに飽きたりすればやめることができます。
しかし麻雀は違います。麻雀では誰かがそのゲームをアガルと
その時点で、そのゲームは終了して次のゲームへと進行します。
ここで覚えて欲しいのは、
麻雀には「親(オヤ)」と「子(コ)」が存在する事です。
まず麻雀をプレーする前にはこの親(オヤ)を決めるのです。
親の決め方は別ページで紹介しますが、
仮にあなたが親(オヤ)になったとします。
親(オヤ)はサイコロを振ったり、親(オヤ)の時に
アガルと他人「子(コ)」よりも点数が高いなどの規則があります。
他の人が勝てば親(オヤ)の権限は次の人に渡ります。
通常は4人でプレーするので、
自分の親(オヤ)の権限が他人へと渡ってから、
もう一度自分に親(オヤ)がくるまでには
最低あと3回ゲームをプレーする事になります。
4人全員に親が回ることを「東場(トンバ)」と呼び、
2順目を「南場(ナンバ)」と呼びます。
2順目の「南場(ナンバ)」が終了した時点で
1ゲーム=半荘(ハンチャン)が終了したという事になるのです。
半荘(ハンチャン)が終了した時点で、
一番高得点を獲得した人が勝ちとなるのです。