前項(最初に捨てる牌)では数牌(シューパイ)よりも
字牌を先に捨てていく方が
手牌の可能性が広がる事を解説しました。
ここでは麻雀をプレーする時にも
よく耳にする「メンタンピン」について解説します。
メンタンピンとは、一体何なのか?
メンとは門前(メンゼン)のメンで、
すなわち「リーチ」を意味します。
タンはタンヤオを意味します。
ピンはピンフを意味します。ドラがひとつでもあれば満貫が成立します。
メンタンピン初心者の方には必然的に作りやすい手となります。
なぜかというと前項(最初に捨てる牌)でも説明したとおりに
いらない牌を捨てていくと、字牌がなくなるのでタンヤオに近づいていきます。
1.9牌も2〜8牌に比べ後につなぎにくいので、
字牌の次は1.9牌を捨てていくと
必然的にタンヤオとなるわけです。
まず、ピンフを作るためには、
4つの順子(ジュンツ)とアタマが必要になります。
順子(ジュンツ)が刻子(コーツ)よりも
そろえやすいのは一目瞭然です。
これでピンフが作りやすいのもご理解いただけたと思います。
字牌、順子(ジュンツ)でも揃え難い1.9牌を捨てていき、
ポン、チー、カンをしないで、
2〜8牌で作られた3つの順子(ジュンツ)とアタマ、
それに両面待ちの2牌の状態でリーチ。
メンタンピンは最も基本といわれる手なので必ず覚えておきましょう。