覚えておくと便利 麻雀の基礎知識

麻雀の流局とその条件

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流局とは

誰もアガルことができず、一局が終了した時点で、
また最初から次の一局を次へと進みます。

誰もアガレず一局が終了する事を流局(リュウキョク)と呼びます。

上記以外にも、局中に流局(リュウキョク)となる途中流局もあるので覚えておきましょう。

途中流局となる条件

四風連打(スーフォンレンター)

四風連打とは、チー、ポン、カンのない局の1順目に全員が同一の風牌を捨てることをいいます。

風牌以外の場合は流局にはなりません。

九種九牌

チー、ポン、カンのない第一ツモ(親は配牌)でヤオ九牌が9種類以上あることをいい、

「九種九牌」を宣言した場合のみ流局となります。

三家和了(サンカホウ)

三家和了とは、同時に3人がアガリを宣言し、同じ捨て牌でロンアガリする場合を指します。この状況が発生した場合、流局となります。

途中流局に対する対策

途中流局が発生する条件を理解し、対策を立てることが重要です。以下に、それぞれの途中流局条件に対する対策を示します。

四風連打

同一の風牌を捨てないように注意しましょう。特に、他のプレイヤーが風牌を捨てた場合は、同じ風牌を捨てるリスクを避けることが大切です。

九種九牌

配牌時にヤオ九牌が多い場合、九種九牌を狙っているプレイヤーがいるかもしれません。ヤオ九牌を捨てる際は注意しましょう。

四開槓

カンが増える局では、槓をする際にリスクを考慮することが大切です。特に、4回目の槓は慎重に判断しましょう。

四人リーチ

リーチが立て続けに発生した場合、四人リーチの可能性が高まります。この状況では、リーチをかけるタイミングや捨て牌の選択を慎重に行いましょう。

三家和了

三家和了を回避するために、捨て牌の選択や鳴きの判断が重要です。特に危険な牌を捨てる際は、他のプレイヤーの手牌や捨て牌をよく観察しましょう。

流局時の点数の処理

流局が発生した場合、点数の処理が異なります。一般的には、以下のように点数が処理されます。

ノーテン(手牌がテンパイでないプレイヤー)

ノーテンのプレイヤーは、テンパイしているプレイヤーに点数を支払わなければなりません。通常、親には3,000点、子には1,000点が支払われます。

テンパイ(手牌がテンパイのプレイヤー)

テンパイしているプレイヤーは、ノーテンのプレイヤーから点数を受け取ります。受け取る点数は、親が3,000点、子が1,000点です。

流局の戦術

流局を利用した戦術も存在します。これらの戦術を駆使して、自分の有利な状況を作り出しましょう。

テンパイ待ちのプレイヤーへの対策

テンパイ待ちのプレイヤーがいる場合、他のプレイヤーは自分がノーテンでないことを確認し、テンパイへ向けて手を進める必要があります。これにより、流局時にテンパイのプレイヤーに点数を支払わずに済みます。

点差を縮めるための流局狙い

点差が大きく、現在の局でアガるだけでは追いつけない場合、流局を狙って次の局に持ち越すことで、点差を縮めるチャンスを得ることができます。この場合、安全な牌を捨て続けてリスクを減らしつつ、他のプレイヤーがアガれないように牌を管理します。

相手のリーチを防ぐ

相手がリーチをかけそうな状況では、自分の手を進めることを一時的に止め、安全牌を捨てることで流局を狙います。リーチに対抗する手が無い場合や、相手のリーチによって大きな点数を失うリスクがある場合に、この戦術を使用すると効果的です。

流局を利用した戦術は、麻雀のゲーム展開に幅を持たせることができます。自分の立場や局面に応じて、適切な流局戦術を選択しましょう。これにより、麻雀の勝率を向上させることができるでしょう。

途中流局

途中流局が発生した場合、点数の処理は特別なルールに従います。通常、点棒は変わらず、次の局に持ち越されます。


流局の理解と対策を行うことで、麻雀のプレイがさらに楽しくなるでしょう。どのような局面でも、冷静な判断と適切な対策が必要です。これらの知識を活かし、麻雀のスキルを向上させましょう。

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