ここでは他のプレーヤーがリーチをしたときに、
アガリ牌を捨て牌から予想する「スジ」について解説します。
フリテンのページでも説明していますが、
自分が捨てている牌でロンでアガルことはできません。
ということはリーチをした人が捨てている牌は
全て安全牌ということになります。
しかしもしあなたの手牌に安全牌がない場合は
どうやって相手のあたり牌を見極めるのか?
それは「スジ」を読めばいいのです。
例えば、前ページ(メンタンピン)で説明したのは、
リーチ、タンヤオ、ピンフがアガリ役の中でも
最も基本な手だということを思い出してください。
確率的にも作りやすいということは、
リーチの場合の多数がピンフ=両面待ちともとれるわけです。
ピンフを作っていれば必然的に両面待ちと予想できます。
捨て牌から予想できるスジ・安全牌は・・
が捨ててあるので、
は
ではないと予想が出来、
は確率的に安全牌となるのです。
が大丈夫なら
は
だという可能性も薄れ、
も確率的には安全な牌となります。
と
と
は安全だと予想できる。
これをスジと呼ぶのです。
スジには簡単な覚え方があります。
スジの読み方 | 捨て牌に下記の いずれかが含まれる場合 |
安全牌・スジ |
---|---|---|
1・4・7 イー・スー・チー |
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2・5・8 リャン・ウー・パー |
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3・6・9 サブ・ロー・キュー |
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スジは覚えておいて損はありませんが、待ちの形には両面まちだけではなく、
カンチャン待ち、ペンチャン待ち、単騎(タンキ)待ちなどがあります。
スジはあくまでも最も好まれる両面待ちを考慮したものなので、
その場その場で臨機応変に対応していく事が重要です。