単騎待ちは基本的にアガリ牌が1牌しかないため、
両面待ちなどと比べてアガレる確率も低く、ピンフもつかないため避けるべき待ちの形です。
しかし時と場合によっては、
待つ牌によって有効に単騎待ちを活用することができるのです。
例えば・・
既に は2枚捨てられている。
この場合、あなたの持っている と、場に捨てられている2枚の
の他に、
牌山の中にもうひとつ があることになります。
この時点で、他の誰かがあなたと同じように の単騎待ちでテンパイしていない限りは、
あなた以外に を必要とする人は誰もいないことになります。
なぜかと言うと?すでに2枚の は捨てられているし、
1枚はあなたが持っているし、残りの1枚をたとえツモッてきたからといっても、
自分の手を崩してまでわざわざいらない牌をそのまま持っていることに必要性が全く皆無だからです。
ということは、よっぽどあなたが警戒されない限りは、
は確実に捨てられるという事になるのです。
(王牌に隠れている場合は絶対にあがれません・・・)
よく字牌、とくに東南西北、
しかも単騎待ちでロン上がりとすると
「汚い待ち方だなぁ(笑)」といわれてしまいますが、
これも戦略の一つだということを頭に入れておきましょう。