覚えておくと便利 麻雀の基礎知識

麻雀のツモを理解し、勝利への道を切り開こう

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ツモとは

ツモとは自分が持ってきた牌(パイ)でアガル「ツモアガリ」、またはその発声のことを呼びます。

他人の捨て牌でアガル時にはツモではなく「ロン」と言ってあがります。

例:下記があなたの持っている牌(パイ)と想定します。

    

待ち牌
これらのどちらかを自分で持ってこればアガリです。

リーチをしている時、誰かが上のどちらかの牌(パイ)を捨てればロンでアガリ。牌(パイ)を持ってくること自体をツモルと呼ぶ場合もあります。だれかが「のそのそ」して遅い場合などには「はやくツモレ!」などと野次られることもあります。

ツモとロンの基本ルール

ツモアガリとは、自分が引いた牌で和了(アガリ)することを指し、相手の捨て牌でアガる場合はロンアガリと呼びます。ツモとロンの違いを理解することで、麻雀の戦術をより深く理解することができます。

ツモアガリのポイント

ツモアガリは、自分が引いた牌で和了する場合です。この時、待ち牌を引いた瞬間にアガリが成立し、他のプレイヤーにはツモを宣言します。ツモアガリは全員から点数を受け取るため、点数面でのリターンが高くなります。

ロンアガリのポイント

ロンアガリは、他人の捨て牌で和了する場合です。この時、アガりが成立したプレイヤーはロンを宣言し、捨て牌を出したプレイヤーから点数を受け取ります。ロンアガリは一人からのみ点数を受け取るため、点数面でのリターンはツモアガリより低くなりますが、他のプレイヤーを圧迫する効果があります。

ツモとロンの戦術

麻雀では、ツモとロンの選択が戦術に大きく影響します。ツモアガリを狙う場合は、自分の手牌を他のプレイヤーに読まれにくくすることが重要です。一方で、ロンアガリを狙う場合は、他のプレイヤーの捨て牌をよく観察し、彼らの手牌を読む能力が求められます。以下では、ツモとロンの戦術をさらに詳しく解説します。

ツモアガリ戦術のポイント

ツモアガリを狙う際のポイントは、自分の手牌を隠すことです。他のプレイヤーに手牌が読まれにくい形を作ることで、他のプレイヤーが安全牌を切る確率が上がり、ツモアガリしやすくなります。また、リーチを遅らせることで、他のプレイヤーに手牌を読まれにくくすることもできます。

ロンアガリ戦術のポイント

ロンアガリを狙う際のポイントは、他のプレイヤーの捨て牌を観察し、彼らの手牌や狙っている役を読み取ることです。これにより、自分がロンアガリしやすい待ち牌を選ぶことができます。また、他のプレイヤーがリーチをかけた場合、リーチ宣言牌を利用してロンアガリすることも有効な戦術です。

単騎待ちの特徴

単騎待ちとは、頭(雀頭)となる1枚の牌を待っている状態です。単騎待ちは他のプレイヤーに読まれにくいものの、待ち牌が限られているため狙いにくいとされています。

両面待ちの特徴

両面待ちとは、両端の牌がどちらでも和了りになる状態を指します。例えば、2-3-4の場合、1または5が待ち牌になります。両面待ちは待ち牌が2枚あるため、他の待ち方よりも狙いやすいとされています。

辺張待ち、嵌張待ち、カンチャン待ちの特徴

辺張待ちとは、1-2や8-9のような両端に位置する牌を待っている状態です。嵌張待ちとは、2-4や5-7のように間に1枚欠けている牌を待っている状態です。カンチャン待ちは、3-5や6-8のように中央の1枚が欠けている牌を待っている状態です。これらの待ち方は、待ち牌が1枚しかないため狙いにくいとされていますが、他のプレイヤーに読まれにくいという利点があります。

シャンポン待ちの特徴

シャンポン待ちは、刻子(トリプレット)を狙っている状態で、同じ牌が2枚揃っている状態です。シャンポン待ちも待ち牌が1枚しかないため狙いにくいとされていますが、他のプレイヤーに読まれにくいという利点があります。また、シャンポン待ちの場合、他のプレイヤーがその牌を切りにくいことが多いため、ロンアガリを狙う際に有効な戦術となります。

鳴きとその効果

鳴きとは、他のプレイヤーの捨て牌を利用して自分の手を公開し、和了りに近づく行為です。鳴きには、チー(順子を作る)、ポン(刻子を作る)、カン(槓子を作る)があります。鳴きを行うことで、手牌の進行が早まりますが、リーチができなくなるため、相手に読まれやすくなるデメリットもあります。

鳴きを活用する戦術

鳴きを効果的に活用するためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
鳴いた場合の手の進行具合を把握する
鳴くことで形成できる役やその点数を考慮する
相手の捨て牌や手牌の傾向を観察し、鳴きが安全かどうかを判断する
鳴きを効果的に活用することで、ツモアガリやロンアガリの確率を上げることができます。ただし、鳴きにはリスクもあるため、状況をよく考慮して行動しましょう。

ツモアガリとロンアガリの点数計算

麻雀では、ツモアガリとロンアガリで点数の計算が異なります。ツモアガリの場合、自分以外の全てのプレイヤーから点数を受け取るのに対し、ロンアガリの場合は和了り牌を捨てたプレイヤーからのみ点数を受け取ります。点数の計算は、役の種類や翻数、符数によって異なります。

ツモアガリの点数計算の例

例えば、あなたがリーチ・一発・門前清自摸和でツモアガリした場合、3翻30符となります。この場合、親が和了った場合、子から3900点、親以外から2600点を受け取ります。子が和了った場合、親から3900点、子から1300点を受け取ります。

ロンアガリの点数計算の例

同じ役でロンアガリした場合、親が和了った場合、放銃したプレイヤーから7700点を受け取ります。子が和了った場合、親から5200点、子から2600点を受け取ります。

点数計算を理解し、戦術を練る

麻雀の点数計算を理解することで、ツモアガリとロンアガリのどちらを狙うべきか、またどのような役を狙うべきかが明確になります。点数計算をマスターし、効果的な戦術を立てて麻雀を楽しみましょう。

待ち牌の種類と選択

ツモとロンの戦術をより効果的に活用するためには、待ち牌の種類を理解し、適切な待ち牌を選択することが重要です。待ち牌の種類には、単騎待ち、両面待ち、辺張待ち、嵌張待ち、カンチャン待ち、シャンポン待ちなどがあります。それぞれの待ち方には、狙いやすさや他のプレイヤーに読まれにくさが異なるため、状況に応じて選択することが大切です。

まとめ

麻雀のツモとロンは、それぞれ異なる戦術が必要とされる重要な要素です。ツモアガリを狙う場合は、手牌を隠すことを重視し、ロンアガリを狙う場合は、他のプレイヤーの捨て牌を観察し手牌を読む力を鍛えることが重要です。これらの戦術を駆使し、麻雀の楽しさをより一層味わいましょう。

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