1順目 東家 ドラ
この状況であなたなら何を切りますか?
明らかに孤立している または
が目に付きます。
次に
は
効率の悪いペンチャン形の待ちぐらいの可能性しかないので、
ついついヤオ九牌【ヤオチューハイ】を最初にきってしまいがちになってしまいます。
特にピンズがジュンツなので、
どうしても孤立したヤオ九牌【ヤオチューハイ】に目が言ってしまいます。
麻雀は他のゲームと比べて特にスピード性が要求され、
考える時間もかなり限られてきます。
そんな状況下で瞬時に答えを導き出すのは至難の業と思われがちですが、
トレーニング次第で不要な牌の見極め方を見につけることができます。
視野を広くして、手牌の可能性を考えるのです。
これはそれぞれのアガリ役を
きちんと理解して覚えておかないと難しいので、
翻数、役の形をしっかりと頭に叩き込んでおく必要があります。
さて、上の例ですが、可能性として考えられる上がりの形はホンイツです。
はトイツで揃っているし、
も
も
まだ山牌に残っている可能性も十分に考えられます。
もちろんケースバイケースなのですが、
わたしなら を最初に切って、
他家の捨て牌から今後の様子を見てみるのが良策でしょう。
が2順目ですでに2枚切られ、
や
をツモってこれば、
ホンイツを諦めるのもありで、そこからまた新しい形へと向かって行くことができます。
一打目に捨てられがちの孤立したヤオ九牌【ヤオチューハイ】も、
あくまで臨機応変に対応する事が求められます。
知らず知らずの間にビッグチャンスを
最初から逃している事も少なくないことを覚えておいてください。